2019/09/07
給食のない夏休みでも、しっかり食べてもらいたい!生鮮野菜から図書カードまで~こども宅食 臨時便で笑顔を届ける~

こども宅食は通常2ヶ月に1度の配送ですが、今回は初の試みとして、『夏の特別便』を7月にお届けしました!
今回、7月に特別便をお届けしたのは、利用家庭の生活に負荷がかかりやすい「夏休み」にも食品を届けたい!というこども宅食コンソーシアムメンバーの強い想いがあったからです。
こども宅食(東京都文京区)とは

こども宅食は、経済的に厳しいご家庭に、食品を届ける事業です。フローレンスと文京区、企業、NPOの合計7団体が協働してコンソーシアムを組んで運営しています。
2017年10月に150世帯に対して事業を開始。2018年度は570世帯に、2ヶ月に1回ご自宅に食品を届けてきました。
こども宅食は、食品の配送が一番の目的ではありません。食品の配送を定期的に行うことで、ご家庭を見守り、いち早く困りごとをすくいあげ、必要なサポートにつないでいくことを大切にしています。
夏休みは、子どもたちにとって、1年間で1番長いお休みです。
学校に行かない時間は、子どもたちにとって、毎日友だちと遊んだり、自宅で過ごせる、とても楽しい時間でしょう。
しかし、「学校が休み」ということは、「給食がない」ということ。
学校では、毎日栄養バランスのとれた給食を食べられますが、夏休み中は、3食を家庭で取らなければなりません。食費が増え、家計を圧迫します。
また、夏休みになり生活リズムが乱れると、食事を3食とることも難しくなったり、ジャンクフードの利用も増え、どうしてもバランスが偏ってしまいます。
2009年に出版された『子どもの貧困白書』(明石書店)では「給食のない夏休みに、体重が減る子がいる」ということが言及されました。
また、新潟県立大の村山伸子教授らが2013年に実施したアンケート調査から、学校がない日は、学校がある日に比べ、子どもたちの朝食の摂取頻度が低くなることが分かりました。
低収入世帯は、低収入以外世帯と比べ、朝食の摂取頻度が低い傾向にあることも分かりました。

低収入世帯の子どもたちは、低収入以外世帯の子どもたちと比べ、野菜の摂取頻度が低いことも明らかになっています。

参考:「世帯の経済状態と子どもの食生活との関連に関する研究」2013年/新潟県立大学/村山伸子他6名
※2人世帯の場合200万円以下、3~4人世帯の場合300万円未満、5~8人世帯の場合400万円未満、9人世帯の場合600万円未満を「低収入世帯」と分類。それ以外を「低収入以外世帯」と分類。
これらのことからも、子どもの貧困問題を考える上で、夏休みの食事問題への対策も重要だと、こども宅食は考えます。
そこで、夏休み中の食事の足しになるよう、ささやかですが、7月に特別便を届けることになったのです。

今回は、ご利用家庭にいつも喜んで頂いているお米をはじめ、こども宅食の配送を担うココネットから、直接お会いできた方限定ではありますが、ニンジンやピーマンなどの野菜もお渡ししました。

ココネットは、オーガニック野菜を生産している「株式会社モエ・アグリファーム」さんと連携しており、障害のある方々とともに、熊本で野菜を育てています。今回、ご利用家庭に生鮮野菜を食べて頂きたい!という想いから、野菜のお渡しが実現しました。
また、昨年に引き続き、セールスフォース・ドットコムさんから寄付して頂いた、図書カードも同梱しました。
読書感想文に必要な本や、受験勉強の参考書の購入などに役立てば、嬉しいです。

特別便の配送後には、ご利用家庭から、あたたかいメッセージがたくさん届きました。
昨日お届け頂いた荷物は、可愛い袋に入れて下さっていて、ほっこりした気持ちになりました。毎回、温かい真心を尽くしてくれる宅食に、心から感謝申し上げます。
特に、図書カードはとても喜んでいただけたようです。
図書券やお米など受け取りました。夏休みの読書感想文の本や、学童のお弁当に利用させていただきます。
お米などとても助かります。また図書カードのプレゼントに驚きました。子どもと一緒に本屋さんに行き、絵本を選ぶ楽しみができました。
ホットケーキミックスも小学生の娘が大好きで、さっそく作って食べました。図書券のプレゼントも、大変喜んでます。

好評だった「ホットケーキミックス」を詰める様子
こども宅食のお届けで、ご家庭にとって更に楽しい夏休みになれば、嬉しいです。
これからもみんなの力で、より多くの親子に笑顔を届けることができるよう、応援を宜しくお願いします。
こども宅食を運営するための資金を、「ふるさと納税」によるクラウドファンディングで募っています。ぜひ、あなたの「ふるさと納税」を私達に託してください。
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